【AFP=時事】ウクライナ空軍は26日、ロシアが前夜355機の無人機(ドローン)を発射したと発表した。ウクライナ侵攻開始以降、ロシアによる最多のドローン攻撃となった。
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ウクライナ空軍は、ロシアが「おとり」を含むイラン製攻撃型ドローン「シャヘド」355機と巡航ミサイル9発を発射したと発表した。ユーリー・イグナト報道官はAFPに対し、今回の攻撃はロシアが2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以来「最大規模のドローン攻撃だ」と述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は25日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ各地の都市への攻撃は「狂っている」と発言し、ウクライナ全土を征服しようとする試みは「ロシアの没落を招く」と警告した。
またドイツ政府も同日、ロシアがウクライナに対し記録的な数の無人機を発射しているとして、「プーチン氏が平和を望まず、戦争を続けようとしていることを示している」と批判。「欧州レベルでのさらなる制裁」を呼びかけた。【翻訳編集】 AFPBB News