音楽活動と俳優業は別々の事務所が担当
困難を乗り越えることができるか――。
婚約トラブルを報じられた『BE:FIRST』RYOKIこと俳優の三山凌輝(26)が「独立」と「活動休止」を発表した。
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相反するような内容にファンは一時混乱したが、俳優業のマネジメントを行う所属事務所『Flash Up étoile』(以下、フラッシュアップ)と、BE:FIRSTの一員として所属する『BMSG』をそろって退社し、独立。BE:FIRSTのメンバーとしては無期限の活動休止に入るという。
三山はBE:FIRST活動以前の’16年に俳優デビュー。昨年放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で伊藤沙莉が演じるヒロインの弟役を熱演し、一気に知名度を上げた。
そんななか発覚したのが、アパレル会社社長で女性ユーチューバーRちゃんとの婚約トラブルだ。4月24日発売の『週刊文春』によると、三山は’22年にRちゃんと極秘婚約。ひと月200万円のお小遣いや高級外車、母親の歯のインプラント治療費など総額1億円以上を貢いでもらった末に破局したという。
これを受け、三山はRちゃんとの過去の交際を認める一方で、結婚詐欺のような
「法令に違反していることはない」
と否定。BE:FIRSTのプロデューサーであるSKY-HIはSNSで
《交際関係からもつれる、拗れる様な事をしている時点で落ち度は充分にある》
と三山を断罪しつつも
《想像力のある人間作りのために今後の自分のキャリアも改めて注いでいくと強く誓います》
と引き続きサポートしていくことを表明した。
一度は“おとがめなし”に落ち着くかと思いきや、その矢先に俳優・水谷豊(72)と伊藤蘭の愛娘で、女優の趣里(34)との結婚報道が飛び出した。
本来ならば「吉報」となるはずが、前段の婚約トラブルのおかげで“アンタッチャブル案件”に……。スポーツ紙芸能担当記者によれば、
「本来ならば5月上旬に結婚を公表する方向で進めていましたが、婚約トラブル報道の影響で延期になりました。その過程では、婚約トラブルに水谷豊さんが『激怒している』という情報も流れました。実際は、水谷さんはトラブルについて“寝耳に水”だったそうです」
とウラ側を明かす。
◆「僕の代が終わっても、趣里が継いでくれれば」
三山の女グセはけっして良いほうとは言えず、‛21年のBE:FIRSTオーディションの最中にも女優との“お泊まり”が報じられ、周囲からきつくお灸を据えられた過去がある。
「BE:FIRSTファンからもグループにマイナスな影響を与える三山さんに対して、怒りの声が充満。このまま“おとがめなし”では厳しいという意見も多く、今回、所属する2つの事務所を辞めたことで、ケジメとしたい思惑も働いているようです」(前出・スポーツ紙記者)
三山は公式サイトで発表した声明で
《『自分自身で歩むべき』と考え、独立するという結論に至りました》
と報告している。他方、BMSGはBE:FIRSTの7月5日シンガポール公演をもって“活動を一時休止”することを説明。だが、脱退ではなく活動休止とすることで、一定の配慮も垣間見えた。
「今の三山さんには反省期間が必要という判断。趣里さんとの関係について本人は『今は話すことができない』と口をつぐんでいますが、結婚の予定に変わりはないそうです。活動休止は義父となる水谷さんに対するケジメの意味もあると聞いている」
とは音楽関係者だ。
水谷は’23年に新会社『Trysome Bros』を設立した。業務執行社員には趣里の名前も。水谷は立ち上げの理由について、同年11月の文春オンラインの取材に
《(趣里が)何か好きなことにチャレンジできる場所を作っておきたい想いがあって。僕の代が終わっても、趣里が継いでくれれば、そのまま続けられる》
とコメントしている。
芸能プロ幹部は
「新会社の所属俳優は水谷さんと妻の伊藤蘭さん。いわゆるファミリー事務所です。ゆくゆくはここに“三山さんが所属するのではないか?”と業界でウワサされています。利点は2つで、三山さんはかねて俳優活動を増やしたい考えを持っていて、後ろ盾が水谷さんならば心強いということ。同社としても、三山さんを支配下に置くことで監視・監督できます。さすがにもうやらかすことはできないでしょう」
そこで、BMSGに対し、“RYOKIがBE:FIRSTに戻るのはいつ頃になるのか?”と質問すると、
「とくに決まっていることはございません。お知らせの通り、11月から開始するファンミーティングへは不参加となりますので、復帰の可能性があるとしてもそれ以降のタイミングとなるかと思います」
とのこと。さらに“RYOKIがグループに戻るための条件などはあるのか?”と聞くと、
「現時点で条件などは設けておらず、大変申しわけございませんが、回答できることはございません」
とのことだった。
俳優活動と歌手活動の事務所による対応の違い。そしてそのウラに透けてみえる趣里と水谷家との関係。果たして、三山は今後、どんな芸能活動を行っていくのか――。
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