5月20日、秋篠宮家の次女・佳子さまが岐阜県を訪問された際のファッションが話題となっている。21日に可児市で開かれた「全国都市緑化計画」への出席を前に、各務原市の水族館「アクア・トト ぎふ」や岐阜市の教育施設「ぎふ木遊館」を訪れた佳子さまは、ブルー系のエスニック風な柄が特徴的なセットアップに、ネイビーのジャケットをお召しになられていた。
【写真】同じセットアップを着用された眞子さんと佳子さま。他、「ファストファッション」と話題になったロイヤルブルーの半袖のニットを着用された佳子さまなども
今回のファッションは、2017年に姉・眞子さんがブータンを訪問された際に着用されていたもの。ジャケットとの組み合わせも、当時の眞子さんと一致していることも話題となった。ファッションディレクターの軍地彩弓さんが解説する。
「最近、ご公務の回数がぐっと増え、お召しのファッションが話題になる佳子さま。ご公務が五月晴れの野外になることもあって、ボトムは動きやすいプリーツのガウチョパンツで、爽やかにネイビー系で揃えています」(軍地彩弓さん)
過去にはファストファッションが注目
常にお召し物が注目を集める佳子さまだが、SNSでは「公務じゃないの? 何この服装ナメてんの?」という声もあがった。その投稿のインプレッション数が3544万(5月29日現在)を超えるなど、大きく注目を集めた。皇室ジャーナリストが語る。
「思い起こされるのは、2024年5月に佳子さまがご公務でギリシャを訪問された際の一件です。首都アテネの世界遺産アクロポリスにあるパルテノン神殿を視察された際、佳子さまはロイヤルブルーの半袖のニットをお召しになられていました。各報道でそのニットが2990円で購入できるものだと指摘されたことで話題になりました。
さらに、報道を見た一部の人から『佳子さまは中国製の服でギリシャを訪問されたのか』『中国製ニットを着せるな』などといった問い合わせがブランドに殺到する事態にも発展しました」(皇室ジャーナリスト)
今回お召しになられていたセットアップは、ブータンの民族衣装「キラ」に似ているとの指摘もある。しかし、前出・軍地さんによると「れっきとした日本ブランド、“レリアン”のもの」とのことだ。
「“レリアン”は1968年創業の老舗のデパート系ブランドで、購買層は50歳前後、価格帯も上下で9万円台とお高めです。こちらの会社には紀子さまのご親戚筋の方がお勤めだったそうですが、ご家族で愛用されているようです。ご皇族らしく“メイド・イン・ジャパン”を選んでいらっしゃったので好感が持てます。
ちなみにイヤリングは美濃焼、七窯社(ななようしゃ)の陶器製で、こちらも報道後注目を浴びて、注文が殺到したとか。日本工芸会総裁をお勤めになる佳子様の面目躍如ですね」(軍地彩弓さん)
また佳子さまが眞子さんのお下がりをお召しになり岐阜を訪れたのが5月20日。『女性セブン』が眞子さんの第一子出産を報じる2日前のことだ。
「眞子さんの出産のニュースが出るタイミングでお姉様のお下がりをお召しになったことで、サスティナブルと姉妹の絆と両面をアピールでしょうか? その意図が気になるところでもあります」(同前)
遠く“アメリカ”の地で第一子を出産した姉のお下がりを着て、“日本”で公務にあたる佳子さまだった──。