なぜ「出産した眞子さんへの祝福」を頑なに拒むのか…”ご難場”続きでバラバラになった秋篠宮家がやるべきこと


 小室圭さん眞子さん夫婦に待望の子どもが生まれた。

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 だが、秋篠宮家も宮内庁もしばらくは沈黙したままで、新聞、テレビもこの「慶事」を報じなかった。ようやく宮内庁が発表したのは5月30日で、5月22日発売の女性セブン(6月5・12日号)が「独占詳報 眞子さん(33)『極秘出産』秋篠宮妃紀子さま(58)慟哭の分娩室」と報じてから9日後だった。

 それについて考察する前に、この「スクープ」の内容をみてみよう。

 セブンによれば、小室夫妻は3月に、ニューヨークに渡ってから3度目になる引っ越しをしていたという。

「ニューヨーク・マンハッタンから車で1時間ほどのエリアにあるレンガ造りの一戸建て。延べ床面積90m2
ほどの2階建てで、1階部分はガレージや洗濯スペースがメインで、階段を上がった2階に、家族の団らんの場となるリビングが広がっている」(セブン) この家にベビーベッドや新生児用の洋服、おむつ用のゴミ箱などが次々に運び込まれているという。

 セブンは5月中旬、この家に2人の友人たちが集まり、「彼らの引っ越しを祝うとともに、眞子さんの大きなお腹を愛でながら、新しい命の誕生をいまかいまかと待ちわびていた」という。

 だが、読み進めるとタイトルとは異なり、眞子さんは「間もなく出産するという」と書いてある。セブンの締め切り時点では「出産」を確認できてはいなかったようである。

■なぜ宮内庁は沈黙していたのか?

 ところがセブンのネット版であるNEWSポストセブンは5月22日(11:50)配信で、「《木漏れ日の親子スリーショット》小室眞子さん出産で圭さんが見せた“パパモード”と、“大容量マザーズバッグ”『夫婦で代わりばんこにベビーカーを押していた』」と報じたのである。

 これが事実なら、本誌セブンの締め切り直後に眞子さんは出産し、生まれて数日の“新生児”を乳母車に乗せて夫婦で散歩していたことになる。

 あり得ないことではないのかもしれないが、違和感を持ったのは私だけではないだろう。

 それに、この報道が事実だとすれば、宮内庁はなぜ発表しないのだろうか。

 しかも、小室夫妻の子どもは、「上皇ご夫妻の初ひ孫、秋篠宮ご夫妻の初孫となる。さらに天皇皇后にとっても初めての姪孫(てっそん)」(女性セブンプラス 5月25日 11:00)であり、さらに将来の天皇である秋篠宮悠仁さんの甥か姪になるのである。

 セブンの後に発売された女性誌も、週刊現代、週刊ポストも、この話題を取り上げてはいるが、すべて「セブンによれば」として、独自取材ではないことをことわった上で、あれこれ論じているだけである。

 セブンには大変失礼だが、これはもしかすると「誤報」かもしれないという疑問が頭をよぎった。だが、もしそうだとしたら、宮内記者会が西村泰彦宮内庁長官に問いただし、宮内庁は「事実とは違う」と発表しているはずである。宮内庁が沈黙したままなのは「事実」だという証ではないか。

 そうした私の疑問は、5月29日発売の週刊新潮(6月5日号)と週刊文春(同)を読むことで氷解した。



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