フジテレビジョンは5日、3月末に第三者委員会から受けた調査報告書を踏まえ、幹部社員「B氏」ら社員6人に対して懲戒処分等を行ったと発表した。
この日報道陣に配布された資料によると、B氏は中居正広氏から被害を受けたとしている女性Aに対し、入院先の病院に見舞品を届けたり、中居氏に弁護士を紹介するなど二次被害となり得る不適切な行動をとったとして、フジは4段階の降職と1か月の懲戒休職を下した。一方でB氏は「女性Aが上長に対して、番組出演者〈1〉(中居氏)によってどのような被害を受けたと申告しているかを把握しておらず、また、女性Aの当時の病状の程度及び心情等を認識していなかったこと等を考慮すると、上記各行為に退職勧告や懲戒解雇を科すことが相当とする事情は認められなかった」とした。
報知新聞社