【早稲田? 慶應?】早慶上理ICUの序列はこの10年間でどう変わった?【10年前の序列マップ付き】


【この記事の画像を見る】

● 早慶上理ICUで10年前と比べて評価が上がっている学部はどこ?

 もちろん10年の月日が経ったとしても大学間の序列が大きく変わることはほとんどない。しかし、学部に目を向けてみると、一部の序列が変わっている。今回は早慶上理ICUグループの序列変化を見ていく。

 ここ10年で評価を上げた学部が主に3つある。それが早稲田大学人間科学部と慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)だ。これらの学部はできてから時間が経ったことで、しっかりとした実績ができてきた印象だ。

 特に慶應義塾大学のSFCの成長はこの10年だけを見ても著しい。校風も相まって当初は「外様」のような扱いを受けたSFCも今や多くの学生が第一志望にしている。三田・日吉の「滑り止め」ではなく、「絶対にSFCがいい」という学生も少なくない。また、学生が勉強熱心なのも有名で、「SFC」という、たしかなブランドを作り上げた。

● 早稲田の人間科学部は大幅にランクアップ!

 早稲田の人間科学部も同様に地位を高めている。10年前に発刊された『大学図鑑!2017』ではスポーツ科学部と並んで、その他文系学部に劣るという評価であったが、最新の『大学図鑑!2026』では教育学部を抜き、各文系学部に迫る位置につけている。

 慶應SFCと早稲田人科の両方が都心ではないところにキャンパスを構えているが、それでも人気を集められるのは「早稲田」「慶應」ブランドの強さあってこそだろう。

 加えて、都心の大学よりも物価が安いエリアであり、大学近くに住む一人暮らしの学生などにとってはやさしい環境なのは間違いない。遊ぶ場所が少ないということはもあるかもしれないが、逆に言えば勉強に集中できる最強の環境なのではないだろうか。



Source link