ファミリー向けミニバン おすすめはこれ!ノア/ヴォクシー、シエンタの賢い選び方

SUV同様、ミニバンも各社が力を入れています。少人数から大人数まで対応できる多様なモデルが登場する中、今回は、ベストカー編集部が渡辺陽一郎氏に、人気のファミリーユースミニバン4台の中から、特におすすめのグレードと最適な購入方法について聞きました。この情報は、日々の生活での使いやすさや将来的な価値まで考慮した、賢いミニバン選びの参考になります。

トヨタ ノア/ヴォクシー おすすめグレード

ヴォクシーはフロントマスクなどデザインに凝っており、ノアの同等グレードよりも価格が5万〜7万円高めに設定されています。コストパフォーマンスを重視するなら、割安なノアを選ぶのが合理的です。ハイブリッド車はガソリン車より約35万円高となりますが、税額差約13万円を考慮すると実質約22万円差。5万〜6万km走行すれば、燃料費の節約分で価格差を十分に埋められます。また、ボディタイプは、価格が7万〜8万円高いものの、数年後の売却時に有利となるエアロ仕様を選ぶのがおすすめです。以上の点を踏まえると、ノアハイブリッドS-Gが最も買い得なグレードと言えるでしょう。

  • おすすめグレード: ノアハイブリッドS-G
  • パワーユニット
    • 2L直4ガソリン
    • 1.8L直4 HEV
  • ボディサイズ
    • 全長×全幅×全高: 4695×1730×1895mm
  • おすすめの買い方: 現金一括購入

ファミリーで使うミニバンは、お子さんや荷物の乗降などで車内が汚れやすい傾向にあります。ローンの返済などを気にせず、気兼ねなく日常使いできる現金一括購入がおすすめです。

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トヨタ シエンタ おすすめグレード

シエンタのハイブリッド車は、ガソリンエンジン車よりも約35万円高ですが、税額が約10万円安いため、実質価格差は約25万円となります。レギュラーガソリン170円/Lの条件下で、7万〜8万kmを走行することで、この実質価格差を燃料代の節約で回収可能です。後方の並走車両を検知する安全装備などを備えたハイブリッドG(7人乗り)は、価格と装備のバランスが取れた割安なグレードとして推奨されます。特に7人乗りはファミリーでの利用シーンが多く、人気が高い仕様です。

  • おすすめグレード: ハイブリッドG(7人乗り)
  • パワーユニット
    • 1.5L直3ガソリン
    • 1.5L直3 HEV
  • ボディサイズ
    • 全長×全幅×全高: 4260×1695×1695mm
  • おすすめの買い方: 現金一括購入

シエンタは日常生活の中で頻繁に使う実用車です。買い物や送迎など、日常使いのパートナーとして、金利や手数料を気にせず、車両の所有に集中できる現金購入がベストな選択と言えます。

渡辺陽一郎氏によると、ファミリーミニバンは初期費用だけでなく、長期的な経済性や実用性、さらには将来の売却価値まで考慮したグレード選びが重要です。今回挙げられたノア ハイブリッドS-Gとシエンタ ハイブリッドG(7人乗り)は、いずれもこれらの要素を総合的に判断した結果、ファミリーにとって最も買い得で実用性の高い選択肢として推奨されています。賢くミニバンを選び、快適なファミリーカーライフを実現しましょう。

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