日本の投資家、4月にドイツ国債を大量処分 過去10年で最大


ドイツでは3月、5000億ユーロ(5460億ドル)規模のインフラ基金を創設するとともに、防衛支出を拡大するため財政規則を緩和する決定により、国債の利回りが大きく上昇した。その翌月に日本の投資家がドイツ国債を大量に売却したことになる。

また4月の対外・対内証券投資では、中長期の米国債は約1兆1000億円の処分超となった。コメルツ銀行によると、月間では昨年10月以降で最大の処分超。

4月にはトランプ米大統領が「解放の日」に発表した相互関税を受けて、米国債利回りは大きく変動し、世界最大の規模を誇る米国債の安全資産としての位置付けが疑問視される事態となった。



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