福岡市の小学生の給食がSNSで話題だ。
麦ご飯、牛乳、味噌汁に、おかずは皿にポツンと置かれた唐揚げが1個だけ。Xのトレンドには「唐揚げ1個の給食」が入った。
小学校の貧相な給食
「福岡市に限らず、貧相な給食は最近SNSでよく話題にあがっています。給食は限られた予算内で作っているので、昨今の急激な物価高の影響を受けていると推測されます。からあげ1個の献立でも栄養素の基準は満たしているようですが、わびしい印象は拭えません。おかわりするにしても、数に限りがあるでしょう」(グルメライター、以下同)
SNSでは、
《エサじゃないんだから》
《戦時中?》
《コレで少子化対策とか笑わせんな!》
《もっとお金を払うので豪華にしてあげてほしい》
《こども家庭庁解体して給食費にあてたほうがいいんじゃない?》
と批判的な声が多くあがっている。
「地域差もあると思いますが、物価上昇によって全国的に予算が厳しくなっていると思います。現状でも担当者さんは限られた予算内でできる限りの工夫をしているのでしょうから、何か抜本的な対策をしてほしいと思います。給食は“あれがおいしい”“これが好き”と、友達とわくわくしながら食べてほしいものです」
“食育”も声高に叫ばれている今の時代、給食は栄養の基準を満たしてさえいれば、それでいいのか?