元衆院議員の山尾志桜里氏が10日、都内で国民民主党からの参院選出馬会見を行った。
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冒頭、現職時代に受けた数々の「指摘」について釈明。17年の不倫疑惑について「8年前の当時の自分を改めて振り返った」とし、自身の行動やその後の対応について「極めて未熟だったと心から反省しております」と神妙な面持ちで話した。
現在、交際疑惑の相手男性とは「私生活、仕事の面でも交流はない」と別離していることを強調。そのうえで「8年間、私も年を重ねました。特に直近の4年間は国民として国政を見ていた」とし「8年前の自分には大変おごりがあったと思います」と自省。「8年前の行動と対応の未熟さを心からおわび申し上げます」と重ねて謝罪した。
再びの国政への挑戦。「こうして再挑戦の場をいただきまして、自分自身、もう一度議席をいただいた際には自分を律し、皆様の信頼を0から築き上げて、全力で働ける政治家になることを心に誓っています」と決意を込めた。
ただ、その後の質疑において「男女の関係があったのか」と問われ「8年前の件ですが、申し訳ありませんが、当時お話しした以上のことを、新しく言葉を紡ぐことをどうかご容赦いただければと思います。それぞれのいろんな思いの方がいらっしゃいますし、色んな立場もある。新たにお話しをすれば、さまざまご迷惑をおかけすることもある。申し訳ありませんが、新しくこの件についてお話しすることは勘弁いただければ。その原因は8年前の私の行動と対応の未熟さにあると思っている」と回答を避けた。その後も「この件について私がお話しすることは控えさせて下さい」を繰り返した
山尾氏は2017年に既婚男性との交際疑惑が報じられ民進党を離党。「誤解を生じさせる行動で迷惑をかけたことを深く反省し、おわびする」などと説明していた。