石油元売り最大手のJXTGホールディングスは28日、来年6月開催予定の定時株主総会で、社名を「ENEOSホールディングス」に変更すると発表した。中核子会社の「JXTGエネルギー」も「ENEOS」に変更する。
JXTGホールディングスは平成29年4月に、JXホールディングスと東燃ゼネラルが経営統合し、社名を変更した。
主力事業のガソリンなどの石油製品事業では、「ENEOS」や「ゼネラル」「Mobil」など複数あったサービスステーションのブランドについて、今年7月に「ENEOS」に統一したことなどから、認知度の高いブランド名を社名にすることを決めた。
同時に、ENEOSホールディングスとENEOSでは、役員を極力兼任させるなど、意思決定機関を集約することなどによって、実質的な一体経営を図っていく。
一方で、傘下のJX石油開発、JX金属は社名は変更しないとしている。