(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルによるイランの核標的への攻撃を確認し、この作戦は何日も続くと述べた。
テレビでの演説で明らかにした。標的を絞った軍事作戦であり、イスラエルの存続を脅かすイランの脅威を後退させるのが目的だとした。
「この作戦は何日間でも継続する。こうした脅威を取り除くのに必要な限り続ける」(ネタニヤフ氏)
ネタニヤフ氏によるとイランには核兵器開発計画があり、阻止しなければ「核兵器を製造できる」という。それはイスラエルの存続にとって明白な危険だと同氏は強調した。
その上で「我々はイランの核兵器化計画の中枢を攻撃した」「ナタンツにあるイランの主要濃縮施設を標的にした。核爆弾開発に携わるイランの核科学者を標的にした。イランの弾道ミサイル計画の核心も攻撃した」と付け加えた。
一方で、イスラエルにとってのアラブの隣国を守ると発言。これらの国々もまた、イランの行う混乱と殺戮(さつりく)の作戦に苦しめられているとした。
イラン政府はこの攻撃について、現時点でコメントしていない。