6月15日に最終回を迎えるTBS系日曜劇場『キャスター』。その番宣のため、6月14日放送の『王様のブランチ』に同作の出演者が出演したが、その顔ぶれが注目を集めている。主演の阿部寛と、キャスト3番手の道枝駿佑が登場した一方で、本来であれば2番手の位置づけである永野芽郁の姿がなかったためだ。
ドラマ『キャスター』の番宣に出演した阿部寛(左)と道枝駿佑(右)
番宣における永野芽郁の不在とその影響
最終回を間近に控えた重要な番宣の機会に、メインキャストである永野芽郁が欠席したことは、SNSを中心に疑問の声が上がった。X(旧Twitter)上では、《本当なら番宣には阿部寛さんと永野芽郁さんが来るのに残念》《なんで永野芽郁ちゃんがいないんだよ》《ほんとなら絶対芽郁ちゃんも出てたよね》といった、彼女の不在に対する落胆や不可解さを示す投稿が見られた。視聴者は当然、主要キャストが揃ってドラマをアピールすることを期待していたため、その期待が裏切られた形となった。
不倫スキャンダルが欠席の背景か
永野芽郁が番宣から外された理由について、芸能プロ関係者は「永野さんの不倫スキャンダルを考慮して、局側が出演させなかったのでしょう」と推測する。騒動は沈静化しつつあるものの、このタイミングでテレビ出演すれば再び注目を集め、ドラマのプロモーションとしてマイナスに作用する可能性を局側が懸念したという見方だ。本来であれば共演者からのメッセージVTRといった形での出演も考えられるが、それすら見送られたことは、局側の強い判断があったことを示唆している。主演級の女優が、最終回直前のプロモーションから完全に姿を消すという事態は異例であり、芸能界の厳しさを改めて浮き彫りにしたと言えるだろう。
佐藤栞里と坂東龍汰との複雑な繋がり
今回の件は、番組MCを務める佐藤栞里にも複雑な思いを抱かせた可能性がある。彼女は永野芽郁と同じ事務所に所属しており、事務所の仲間として、笑顔でドラマについて語り合いたかったはずだ。しかし、番組MCという立場上、個人的な感情を表に出すことはできない。さらに、佐藤栞里と永野芽郁、そして俳優の坂東龍汰の間には、奇妙な繋がりが存在するという。坂東龍汰は2022年に永野とドラマで共演しており、永野の不倫スキャンダルが報じられた際に、その記事を自身のXでリポストしていた(現在は削除)。そして、坂東龍汰は2024年2月に『文春オンライン』で佐藤栞里との半同棲愛が報じられている。この3人の間の意外な関係性は、今回の永野の番宣欠席を巡る状況に、さらなる複雑さを加えている。
まとめ
日曜劇場『キャスター』の最終回を前にした『王様のブランチ』での番宣において、主演級である永野芽郁が欠席したことは、不倫スキャンダルが背景にある可能性が高いと見られている。この異例の事態は、芸能界におけるスキャンダルの影響力と厳しさを改めて示すとともに、関係者間の複雑な人間関係も垣間見せた。情報が瞬時に拡散される現代において、一つでも問題を起こせば「いなかったこと」にされてしまう可能性もあるという、厳しい現実がそこにはある。
参考文献:
- Yahoo!ニュース / Smart Flash 掲載記事 (https://news.yahoo.co.jp/articles/6d942d450562cf9decce08f603170678d0e470df)