[モスクワ 7日 ロイター] – ロシア国防相は9日、ロシア軍がウクライナ東部戦線の要衝で前進したと表明した。少なくとも6つの州でウクライナ軍部隊を撃破したほか、ミサイルとドローン(小型無人機)で弾薬庫や飛行場を攻撃したとしている。
ロシア国防省によると、ロシア軍はドネツク州、スムイ州、ハルキウ州、ザポリージャ州、ヘルソン州、ドニプロペトロウスク州でウクライナ部隊を撃破。ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し「われわれは前進している」と語った。
ロシアは夜間かけて過去最大規模となる728機のドローンでウクライナを攻撃。地図サイト「ディープ・ステート」によると、ロシアは過去2カ月間で新たに1112平方キロメートルのウクライナ領を制圧下に置いた。