イギリス政府は13日、サッカーの元イングランド代表、デビッド・ベッカムさんに「ナイト」の爵位を贈ることを発表しました。
イギリス政府は13日、今年の叙勲名簿を発表し、サッカーの元イングランド代表でキャプテンも務めたデビッド・ベッカムさん（50）に「ナイト」の爵位を贈ることを明らかにしました。
ベッカムさんは6年間、イングランド代表のキャプテンを務め、4か国でリーグ優勝を果たしたスポーツ選手としての功績と、2005年からユニセフの親善大使を務めるなど、慈善活動での功績が認められました。
引退後は、2015年に世界中の恵まれない子どもたちを支援するファンドを設立し、2018年からはイギリスファッション評議会の名誉会長を務めるなど、多方面にわたって活躍しています。
イギリスメディアによりますと、ベッカムさんは「このような畏れ多い栄誉を受けることは想像できませんでした。現実として受け入れるには少し時間がかかりそうですが、この瞬間を家族と共有できることはとても感動的なことです」と喜びの声明を出しました。
今後、叙勲式でチャールズ国王から「ナイト」の爵位が贈られ、「サー」の称号を使うことが認められるようになります。
