元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が15日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題についてコメントした。
「芸能ゴシップは必要か?」という議題で中居氏の話題になり、橋下氏は「あれは地上波メディア含めて、報道の仕方を考えなきゃいけない」とピシャリ。
第三者委員会はフジテレビ問題に関しては最終決定権があるとした上で「中居さんに対しては最終決定権、持ってないんですよ」と指摘。「第三者委員会が性暴力と認定したんだったら、『こういう証拠で』『こういう証言で』『中居さんはこう言ってるけども、いや違いますよ』ということをちゃんと認定するのが事実認定というやつで、判決なんかではそれをしっかりやるんです。今回の第三者委員会の報告書はそこ全部すっ飛ばしてますからね」と批判した。
進行役の黒木千晶アナから「裁判されるんですか、今後。橋下さんはお詳しいと思うんですけど」と質問されると、橋下氏は「僕は中居さんから直接聞いているわけじゃないし、中居さんの代理人から聞いてるわけじゃないですけど、関係者から聞いてる限りだと、中居さんは女性を傷つけたくないから、裁判まではやらない」と言及。
中居氏の代理人弁護士は性暴力認定について反論し、第三者委員会に証拠の開示などを再三にわたって要求しているが、この〝徹底抗戦〟について橋下氏は「フジテレビの第三者委員会が絶対的な存在で、神のような存在と世間が思ってるところを、なんとか『違うんだよ』と言いたい」と見解を示した。
東スポWEB