杉山晋輔・元駐米大使と同志社大の三牧聖子教授が16日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、攻撃の応酬が続くイスラエルとイランへのトランプ米大統領の対応を巡って議論した。
杉山氏は、イスラエルによるイランの最高指導者アリ・ハメネイ師の暗殺計画にトランプ氏が反対したとする報道について、「(暗殺が実行されれば)全面戦争になってしまう。トランプ氏だけでなく、多くの人が望んでいない」と述べた。
三牧氏は、「米国第一を掲げるトランプ氏のコアな支持者は、戦争に巻き込まれるなと言っている」と指摘し、トランプ氏がイスラエル支援に関して難しい立場にあるとの見方を示した。