中国、トランプ氏の「テヘランから退避せよ!」を非難 自国民に退避呼びかけ


【写真】イスラエル攻撃から逃れるテヘラン市民で交通渋滞 報道

長年イランと敵対してきたイスラエルは先週、イラン各地の標的に対する奇襲的な空爆作戦を開始。イスラエル側は、イランの核兵器開発を阻止することが目的だと主張している。

事態の突然の激化によって紛争拡大への懸念が高まる中、トランプ氏は16日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「全員直ちにテヘランから退避すべきだ!」と投稿した。

この投稿について問われた中国外務省の郭嘉昆報道官は「火に油を注ぎ、脅迫し、圧力をかけることは、事態の鎮静化に寄与するどころか、むしろ紛争を激化・拡大させるだけだ」と批判。

「中国は、関係各国、特にイスラエルに対して特別な影響力を有する国々に対し、責任を果たし、ただちに緊張緩和に向けた措置を講じ、紛争の拡大と波及を防ぐよう求める」と続けた。

同日、在イスラエル中国大使館も自国民に対し、「可能な限り早く」イスラエルから退避するよう呼びかけた。
同大使館は中国版SNS「微信(WeChat)」上の声明で「個人の安全確保を前提に、陸路国境を通じて速やかに出国するよう勧告する」とし、「ヨルダン方面への出国を推奨」した。【翻訳編集】 AFPBB News



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