イスラエルとイランの攻撃の応酬は、激しさを増しています。イランの首都テヘランでは16日、国営放送が生放送中に攻撃を受けました。
映像はイスラエル軍がイラン国営放送を攻撃した瞬間です。
16日、イスラエルのカッツ国防相は「イランのプロパガンダのための放送局を攻撃した」と発表しました。イラン外務省は「国営放送を生放送中に攻撃するのは悪質な戦争犯罪だ」と非難しています。
イラン政府は16日に西部の病院が攻撃を受けたとしていて、224人と発表されている死者数はさらに増える可能性があります。
一方、イラン国営テレビによりますと、イランは16日夜、イスラエルに対し、新たなミサイル攻撃を始めました。イスラエルではこれまでに24人が死亡しています。
地元メディアはイスラエル当局の話として、イランに対する軍事作戦は、今後2~3週間は続く見通しだと伝えていて、応酬がさらに激しさを増すことが懸念されます。