【AFP=時事】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は17日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師に対し、2003年のイラク戦争で失脚し、後に処刑されたイラクのサダム・フセイン元大統領と「同じ」運命をたどる可能性があると警告した。
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国防省の声明によると、カッツ氏はイスラエルの軍・治安部隊の司令官との会合で、ハメネイ師が「サダム・フセインと同じ運命」をたどる危険にさらされていると警告。
「イランの独裁者に対し、戦争犯罪を続けるのをやめ、イスラエルの民間人に向けてミサイルを発射しないよう警告する」「イランの隣国(イラク)でイスラエルに対して同じ道を歩んだ独裁者の身に何が起きたのかを思い出すべきだ」と述べた。
フセイン元大統領は、2003年に米国が「有志連合」を率いて始めたイラク戦争で失脚。後に捕らえられて処刑された。フセイン政権は1991年の湾岸戦争中、イスラエルに向けてミサイルを発射し、秘密裏に核兵器開発計画を実行していたと非難された。【翻訳編集】 AFPBB News