ウーバーイーツ配達中に体験した「特殊すぎる」ケース【チャリンコ爆走配達日誌】


【画像】ウーバーイーツ運営から届いた警告メール

ウーバーイーツの日本上陸直後から配達員としても活動するライター・渡辺雅史が、チャリンコを漕ぎまくって足で稼いだ、配達にまつわるリアルな体験談を綴ります!

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これまで、深夜の配達、置き配、ホテルへの配達、外国の方への配達、タワーマンションあるある、12分タイマーを経て料理をゲットした経験など、ウーバーイーツの配達で体験した出来事をざっくり分類して、それに該当する体験談を多く書いてきました。

今回は、どのジャンルにも該当するような複合的なことを、つい最近、1回の配達で体験したので、そんな特殊なケースについて書きたいと思います。

ゴールデンウイークの注文集中期間が終わった5月中旬。夜8時過ぎにつけ麺店の商品とコンビニの商品を同じ注文者に運ぶ依頼が私の元に届きました。

最初に向かったのは東京駅近くにある人気つけ麺店。ここで受け取ったのはつけ麺5人前。渡されたのは大きな紙袋5袋。スマホで注文品を確認すると、どれも大盛りで、半熟煮玉子やチャーシューなど、トッピングの量がすごい感じ。ひとり分の量が多いので、つけ麺だけで巨大なリュックが一杯になってしまいました。

次に向かったのはコンビニ。受け取ったのは500mlのペットボトルドリンク10本。コーラなどの炭酸ドリンクばかりです。無理にリュックに入れるとつけ麺の容器を破損する恐れがあるので、ドリンクは自転車のカゴにセットして「配達開始」のボタンを押すと、近くのホテルが配達先として表示されました。

「聞いたことのないホテルの名前だな」と思いながら配達先に到着すると、建っていたのは英語をはじめとした外国語が大きく表記され、下の方に申し訳程度に日本語が書かれているホテル。

フロントへ上がると流暢な英語、中国語と一応日本語も話すことができるスタッフがいました。その方にここの宿泊者が注文した商品を届けに来たことを伝え、ロビーをうろうろしますが注文した人は見つかりません。



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