大学生、芸能活動、そして千葉県松戸市の町中華「東東」で店長も務めた池田穂乃花さん。昨年6月に週プレが彼女のデジタル写真集を発売し、注目を集めました。しかしその直後、同年7月にはお店のInstagramで「お店を卒業します」と投稿があり、さらに8月にはお店のSNSで「穂乃花はお店や家族や同僚よりも大切な人が出来たようだ」といった、店を捨てたと受け取られかねない内容が投稿され、大きな物議を醸していました（現在は削除済み）。この一連の出来事に対し、一体何があったのか様々な憶測が飛び交う中、今回初めて本人が現在の思い、そして未来への決意について詳細を語ってくれました。
お店を辞めざるを得なかった理由
まず、昨年7月のお店の卒業は池田さん本人が望んだことだったのでしょうか？池田さんはこれを否定しています。「私にとってお店は親友と頑張った青春そのものでしたし、お客さまとも沢山思い出がありました」と述べ、大学在学中は可能な限り出勤を続けるつもりであり、卒業後もずっと関わるだろうと考えていたそうです。しかし、ある日突然、オーナーである母親から一方的に解雇を言い渡された状況を明かしました。母親からは「出て行ってください」「2度と顔を見せないで」「家の物はこちらで処分しますからそのまま帰ってこないでください」「意見を無視して騙した罪は重いからね」といった厳しい言葉を浴びせられ、それに従うしかなかったといいます。
異常な親子関係や店を辞めた真相を語る池田穂乃花さんのポートレート
SNS上の憶測と本人の否定
お店を辞めてから、池田さんのSNSには「お店を捨てて芸能活動を始めた」「韓国の事務所の人に洗脳されて連れていかれた」「裏社会の人や韓国の悪い男と付き合って監禁されている」など、様々な憶測や誹謗中傷が寄せられたといいます。池田さんは「どうしてもSNSでの言葉は目に入って見てしまうのですが、事実でないことばかりでとても悲しかったです」とその時の心境を語りました。お店からも、所属事務所や周囲の人々を巻き込む形で事実と異なる発表がなされたとのことですが、彼女は一連の原因について、母親が描いた「理想の娘」という設計図に自分がうまくはまりきれなかったためだと説明しています。
当時交際していた男性はいたものの、その方は東北出身の1つ年上の大学生であり、「韓国の悪い男」といった噂は全くの事実無根です。また、当時既に1年前から日本の現在の事務所に所属しており、芸能活動を行っていたことも明確にしました。
母親からの干渉と関係悪化
ある時期、就職活動のタイミングだったこともあり、母親からは強く恋愛を禁じられていたといいます。しかし、母親が池田さんのスマートフォンを勝手に見ることにより、彼氏の存在が発覚しました。母親は彼氏との別れを強く要求し、目の前で彼氏に「もう関わらないで」というLINEメッセージを送るよう強要したそうです。さらに、その時は母親に「別れなければ警察に接見禁止命令を出してもらう」とまで言われたと、その時の壮絶な状況を明かしました。この彼氏との交際が、最終的に彼女が店を解雇される原因となったようです。
結論
池田穂乃花さんが松戸市の町中華「東東」を離れた背景には、公然と語られていた「店を捨てた」「洗脳された」といった憶測とは異なり、母親との深刻な親子関係における衝突、特に恋愛を巡る母親からの強い干渉と管理があったことが明らかになりました。店からの突然の解雇は、彼女自身の選択ではなく、母親の一方的な決定によるものだったと本人は語っています。今回の告白は、彼女を取り巻く誤解を解き、自身の言葉で現状と経験の真相を伝えるための重要な一歩と言えるでしょう。
