トランプ米大統領、イスラエル攻撃中止は「困難」 対イラン参戦、地上軍を否定


【ひと目でわかる】イランとイスラエル

 また、イラン攻撃を巡り、地上軍を投入する考えを否定した。

 トランプ氏は「戦争という点ではイスラエルは優位に進めており、イランは劣勢だと言える」と指摘。現時点でイスラエルに自制を求めることは困難との認識を示した。また、「地上軍については話さない。最もやりたくないのが地上軍(投入)だ」と強調した。

 また、20日にジュネーブで開かれた英仏独とイランの外相協議に関し、「イランは欧州と話したいのではない。米国との対話を望んでいる」との見解を表明。欧州側の外交努力は「助けとはならない」と語った。

 トランプ氏は19日、米国がイラン攻撃に踏み切るかどうかを「2週間以内」に判断すると発表していた。20日には「彼ら(イラン)には一定期間を与えているが、2週間が最長だろう」と述べ、早ければ2週間を待たずに決断を下す可能性を示唆した。

 このほか、ギャバード国家情報長官が3月に議会で示した「イランは核兵器を製造していない」との分析について、「彼女は間違っている」と改めて否定した。トランプ氏はイランが「核兵器を保有する寸前だ」と繰り返し主張している。 



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