落語家の立川志らくさん(61)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、自力での歩行困難となった状態を明かしました。以前から腰痛などの体調不良を訴えており、今回の症状について帯状疱疹ワクチンの副反応の可能性や、椎間板ヘルニアなどを疑っていることを示唆しています。
過去の投稿で体調不良を報告
志らくさんは6月20日の投稿で、帯状疱疹ワクチン接種後に腰と右太ももに激痛が走るようになったと告白しました。その痛みは歩くのもしんどいほどで、ブロック注射や痛み止め、坐薬といった処置を行っても改善しない様子でした。また、同日の落語会では高座で正座ができず、横座りで落語を行ったことを明かしています。翌日の札幌での独演会については、「椅子に座って落語やるか! 転がってやるか!」とユーモラスに綴りながらも、体調の深刻さを滲ませていました。
落語家の立川志らくさん。体調不良、腰痛、歩行困難を明かす。
札幌独演会を敢行、しかし帰路で異変
22日のポストでは、前日(21日)に開催された札幌独演会について報告しました。腰痛を抱えながらも、釈台を高くして布を掛けた、まるで浪花節のような独特の高座で、椅子に座って約2時間、3席(やかん、片棒、中村仲蔵)を演じ切ったといいます。志らくさんはこの公演について「いつもより良い出来。今年1番の独演会」と自己評価を述べるほど、手応えを感じていたようです。しかし、公演の成功とは裏腹に、「帰りの空港で歩けなくなる」という予期せぬ事態に見舞われたことを明かしました。
椎間板ヘルニアか坐骨神経痛を疑い、MRI検査へ
空港で歩行困難となった自身の状態を、志らくさんは「ヒステリックグラマーを着たヨレヨレの私」と表現。その原因について、自身の見解として「多分椎間板ヘルニアか坐骨神経」である可能性が高いとの認識を示しました。正確な診断を下すため、今後MRI検査を受ける意向であることも明らかにしています。帯状疱疹ワクチン接種後の痛みとの関連性も含め、詳細な原因解明が待たれます。
ファンから寄せられた心配と励ましの声
この投稿に対し、志らくさんの体調を心配するファンや落語愛好家から、多数のコメントが寄せられています。「良くなりますように」「お大事になさってください」「健康第一でご自愛ください」といった、早期回復を願う温かい励ましの声が相次いでおり、その人気と人柄がうかがえます。
立川志らくさんは、帯状疱疹ワクチン接種後に始まった可能性のある腰や足の激痛から、最終的に自力での歩行困難という深刻な状態に至ったことを報告しました。札幌での公演は成功させたものの、その後の急変に自身も戸惑いを隠せない様子です。原因特定のためのMRI検査が予定されており、多くのファンが一日も早い回復を願っています。