今年3月にモデルでタレントのローラ(35)が、母親の故郷新潟で農業を学ぶことを宣言してからはや3か月。NEWSポストセブン取材班は現地を訪れ、山田孝之や水原希子の存在がきっかけでA農園に参加するようになった経緯などを報じてきた(第1回、第2回)。
スタイリッシュな農業スタイルから、SNSなどでは〈ファッション農業なのでは?〉と訝しむ声も上がっているが、はたして彼女は実際にどう農業へ向き合っているのだろうか。現地を取材すると、ローラの“ガチ度”を裏付ける動きが見えてきた──。【全3回の第3回。第1回から読む】
ローラが通うA農園があるのは、新潟県北部に位置する関川村。新潟駅から車で1時間ほど、豊かな緑があふれる長閑な村だ。彼女は、農園が主催するセミナーに月1回ほど参加しており、1年をかけて雑穀の栽培から収穫、調理までを学んでいる。
その際、彼女が常宿にしている場所があるという。村の住民が明かす。
「ローラさんが村を訪れる時は、決まって農園から程近い民宿に泊まっていると聞いています。かれこれもう10回以上は泊まっているんじゃないでしょうか。1泊2食付きで7000円ほどの民宿で、トップモデルなのにずいぶん庶民的なところに泊まるんだな、と驚いた記憶があります。
ご夫婦で営んでらっしゃるアットホームな宿で、特に奥様が作る肉や魚を使わないマクロビオティック料理が評判で。ローラさんを農園に繋いだ山田孝之さんや水原希子さんも、同じ宿に泊まったことがあるそうです」
村内にある昔ながらの100円ほどの浴場で、汗を流す姿もたびたび目撃されている。
「ローラさんをお見かけしたのは、村の中心部にある共同浴場です。番頭もおらず、100円を機械に入れてから入浴する方式の、いわゆる昔からある共同浴場なのでびっくりしましたよ。浴場は決して広いというわけではないのですが、加水していない天然温泉は体が芯からポカポカすると地元でも愛用者が多いんです」(銭湯利用者)