タレントの山田まりや(45)さんが22日放送のABEMA「秘密のママ園」に出演し、夫で俳優の草野とおるさん(57)との5年に及ぶ別居生活と、現在も離婚に至らない背景にある理由を語りました。
山田まりや、ABEMA「秘密のママ園」出演時の様子
親権譲れず離婚見送り続く
山田さんは2008年2月に草野さんと結婚し、2012年12月には長男が誕生。結婚17年目の夫とは、離婚を視野に入れながら5年前から別居しているとのことです。「“出てく!”となってから10日後にはマンションを借りていた」と、別居開始時の迅速な行動を明かしました。現在は長男と共に生活しており、夫との面会については「子供は親の所有物ではないので自由に」「会うなとか全然制限していない。お互いの家の場所もちゃんと把握している」と述べています。しかし、離婚したい気持ちはあるものの、「親権をお互いに譲りたくなくて、離婚をなかなかできない」状態が続いていると告白しました。これが、長期間別居しながらも離婚届提出に至らない最大の理由であるとしています。
共同親権法改正への懸念
山田さんはさらに、昨年5月に成立し来年にも開始される共同親権についての法改正に言及。番組に出演していた弁護士の原口未緒氏(4度の離婚経験あり)に質問しました。原口氏は、共同親権選択時の「運用は不透明」としつつも、子供の進学や引っ越しなど重要な事柄には両親双方の合意が必要となる可能性が高いとの見解を示しました。これを聞いた山田さんは、「嫌ですね」と率直な感想を漏らし、「子供が18になるまでは、離婚しないほうがいいのかもね。お互いに自由に」と語り、法改正が自身の離婚に関する考えに影響を与えている様子を見せました。
まとめ
山田まりやさんと夫・草野とおるさんの離婚が進まない背景には、長男の親権を巡る問題が横たわっています。共同親権制度の導入を前に、その具体的な運用方法や将来的な影響への不透明感から、山田さんは子供が成人するまでは現在の別居状態を続ける可能性にも言及しました。親権問題と法改正が絡み合う中、今後の両者の関係性、そして新しい親権制度の動向が注目されます。