お笑い界の重鎮、明石家さんま（６９）が２１日放送のラジオで、無期限活動休止を発表したＴＯＫＩＯの国分太一（５０）に言及しました。このニュースを受け、さんまさんの胸中や、ＴＯＫＩＯメンバー、出演番組の対応が注目されています。
国分太一さんの活動休止に言及した明石家さんま
さんま、ラジオで国分活動休止に触れる
番組は２１日放送のＭＢＳラジオ「ＭＢＳヤングタウン 土曜日」。冒頭、さんまさんは「どれから話す？」と切り出した後、「国分のことはしゃべれないし、やめてくれというんでね」と、関係者から箝口令が敷かれたことを示唆しました。
しかし、長年共に芸能界で活動してきた仲間への思いを抑えきれない様子で、「一緒に共に芸能界頑張ってね。戦友っていうてええのかな。そういう時代の人たちがこういうことになるというのは」と、複雑な胸中を吐露。ただし、「何があって、どうなったのか、まったくオレらはわからへんからな」とも語り、詳細を知らない現状も明かしました。
松岡昌宏、ラジオ番組でのわずかな言及
同じくＴＯＫＩＯのメンバーである松岡昌宏も、パーソナリティを務めるＮＡＣＫ５「松岡昌宏の彩り埼先端」に出演。番組内で国分の名を挙げましたが、番組自体が事前に収録されていたとみられ、活動休止に関する直接言及はありませんでした。
「男子ごはん」放送変更と明確なテロップ対応
国分太一が出演するテレビ番組にも影響が出ました。この日放送予定だったテレビ東京系「男子ごはん」は、急きょ「円卓コンフィデンシャル～他者との遭遇」に差し替えられました。番組冒頭には、「事前発表から番組内容を変更してお送りしています」「この放送は２０２５年６月７日に放送した番組の再放送」というテロップが表示され、放送内容の変更理由と再放送であることが視聴者に明確に伝えられました。
「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」はテロップなし、スポンサー減少
一方、日本テレビ系で放送された人気番組「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」では、国分太一の活動休止に関するテロップ掲出や、番組内での直接的な言及は一切ありませんでした。しかし、番組の提供スポンサーには変化が見られました。通常１５社程度とされる提供社が、この日は６社に減少。代わりにＡＣジャパンのＣＭが頻繁に放送されるという形で、事態の影響がうかがえる結果となりました。
国分太一さんの無期限活動休止という突然のニュースは、親交のある明石家さんまさんら同業者や、長年出演してきたテレビ番組に様々な影響を与えています。番組によっては明確な放送内容変更やテロップ表示で対応する一方、別のアプローチを取るケースもありました。今後の状況と、それぞれの対応がどのように推移していくのかが注目されます。
