氣志團・綾小路翔、自己肯定感が「地についた」メンバーとの悲しい出来事明かす

音楽グループ「氣志團」の綾小路翔さんがパーソナリティーを務めるTBSラジオ「俺達には土曜日しかない」が6月21日深夜に生放送され、綾小路さんが自身の「自己肯定感」について語る中で、メンバーとの間にあったというまさかの出来事を明かしました。人を誘うのが苦手だというリスナーの相談をきっかけに話が始まりました。

「人を誘うのが超苦手」年々下がる自己肯定感

リスナーからの「人を誘うのが苦手」という相談に触れ、綾小路さんは自身も「超苦手です」と即座に回答しました。さらに、自身の自己肯定感について「年々下がって行って、今や地についた状態」だと赤裸々に明かしました。

氣志團の綾小路翔氏、ラジオ番組で自己肯定感について語る氣志團の綾小路翔氏、ラジオ番組で自己肯定感について語る

きっかけは撮影後のメンバーとの飲み会

自己肯定感が低下した具体的なきっかけとして、綾小路さんはデビュー後の出来事を語りました。当時は氣志團のメンバー以外に友達がほとんどおらず、メンバーと一緒にいることだけが最高の幸せだったそうです。しかし、ある撮影が終わった後、「みんな、飲みに行かない?」と誘ったところ、メンバーは「今日はちょっと…」と断ったため、綾小路さんは先に帰宅しました。ところが、後になって自分以外のメンバーがみんなで飲みに行っていたことを知ったといいます。

考え方の違いと募る孤独感

当時はほぼ毎日仕事で一緒、ツアーなども共にしていたため、体力があった綾小路さんは連日メンバーを飲みに誘ったり、家に遊びに行ったりしていたそうです。飲み会の件で「怒ったのではなく、その日から『もしかして俺、嫌われているのかな?』と思うようになった」と当時の心境を吐露。嫌われているわけではないかもしれないが、「間違いなく、俺とみんなとはちょっとだけ思考が違って」いたと分析しました。自身は仕事が「毎日みんなと遊べる、毎日一緒にいれて最高だ!」と感じていた一方、メンバーは「仕事になってしまって、こんなに毎日いるって言うのが、ちょっとこれはtoo muchだなと思ってきたみたい」だったのでは、と推測しました。スタッフがその飲み会について話しているのを聞いたり、ライブの打ち上げで自身が寝てしまっても「一度も着信が入っていなかった」といった出来事も重なり、「当時はすごく落ち込んだ」と語りました。

誘えなくなった辛さから「寂しすぎて泣いた」

この一連の出来事や、他にも似たような経験から「本当に凄く落ち込んで」しまい、「確実にそのあたりから、誘うともしかしたらみんなにプレッシャーを与えていたりとか…」と考えるようになり、人をご飯や飲みに誘うことが「だんだん」なくなったといいます。今では「自分から(誘うことは)全くないかも」と語り、その寂しさから「誰かに(胸の内を)言って泣いたことあるもん。寂しすぎて」と、辛い胸中を明かしました。

誘われると「99%行く」後輩への思い

こういった経験から、現在では人から誘われたら「99%」の確率で行くようになったと語ります。「誘われるのうれしい。グイグイ来る先輩とか好き」だといいます。また、後輩から「連れて行ってくださいよ」と誘われたり頼まれたりすると「うれしすぎてとんでもないところ連れて行く。何でも連れて行っちゃう。親より、いい思いさせたいみたいな。それくらいうれしい」と話し、笑顔を見せました。

綾小路翔さんはラジオ番組で、自身の自己肯定感が低下した背景に氣志團メンバーとの過去の出来事があったことを明かしました。人を誘うことに苦手意識を持つようになり、孤独を感じる時期もあったものの、今では誘われることや後輩を誘うことに喜びを見出している現状を語りました。

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