東京都議選目黒選挙区に立候補し、最下位の得票で落選した吉永藍氏が23日、自身のX(旧ツイッター)で7月の参院選に出馬する意向を明らかにした。吉永氏は中国出身で日本国籍を取得した「帰化1世」を公表。Xでは「参院選も野良猫候補としてミニマムでいきます」と表明した。
吉永氏は22日投開票の都議選目黒区選挙区に無所属で出馬。「日本人を守るための外国人政策を推進します」と公約に掲げたが、得票は1791票で同選挙区に立候補した9人の中で最下位だった。
選挙期間中には自身の選挙ポスターに紙が貼られたり、SNSに投稿した写真データに落書きされるなどの嫌がらせがあったことも公表。19日にはSNSで名誉を毀損(きそん)されたなどとして、投稿者に対する告訴状を警視庁に提出したことを明らかにした。
吉永氏は都議選後の23日、自身のXに選挙結果について「帰化人一世として誹謗中傷に負けず、頑張りました。そして吉永藍は止まりません。7月の参院選に挑戦します」と表明。別の投稿には「ここまで日本人のためと迎合しても、下劣に侮辱されズタズタに傷つけられた。マジで日本は衰退してる」と私見もつづった。