DOMOTO、「FNS歌謡祭」で新たな章を開く!デビュー30周年への期待高まる

人気デュオ「DOMOTO」(旧KinKi Kids)が、12月3日に放送された音楽特別番組『2025 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演し、圧巻のパフォーマンスを披露した。今年7月の改名後、初のテレビパフォーマンスとなった彼らの姿に、ファンからは熱い視線が注がれている。長きにわたり芸能界で活躍してきたDOMOTOに対し、デビュー30周年という前例なき「偉業」達成への期待が、ますます高まっている状況だ。

「DOMOTO」として新たな一歩:「FNS歌謡祭」でのパフォーマンス

12月3日の『2025 FNS歌謡祭』は、DOMOTOのファンにとって特別な一日となった。堂本光一と堂本剛によるDOMOTOは、改名後初めて二人揃ってテレビでパフォーマンスを披露。披露された楽曲は、KinKi Kids時代から絶大な人気を誇る「愛のかたまり」だった。この日は、歌詞の一部を変更し、DOMOTO初のデジタルシングルとしてリリースされたアレンジバージョンが歌唱され、ファンからはその新たな楽曲に対し好評の声が寄せられた。

注目を集めた衣装の変化

テレビでの久しぶりのパフォーマンスに加えて、放送後にはDOMOTOの「衣装」にも注目が集まった。SNS上では「細身の衣装めずらしいね、つよちゃん」「衣装のパンツ普段の2人とは反対でしたね、剛さんがスリムで光一さんがゆったり。いつもは逆なのに」といった声が多数見られた。二人はキラキラとした装飾が施された黒いジャケットを着用していたが、これまで剛がゆったりとしたデザイン、光一がタイトな衣装を着ることが多かったのに対し、今回は剛がタイト、光一がややゆったりとした衣装姿で登場。この普段とは異なる印象が、DOMOTOとしての再出発をより一層印象づけたのかもしれない。

DOMOTOが「FNS歌謡祭」でパフォーマンスを披露する様子DOMOTOが「FNS歌謡祭」でパフォーマンスを披露する様子

苦難を乗り越え、活動を続けるDOMOTOの軌跡

堂本光一と堂本剛は1997年にKinKi KidsとしてCDデビューし、2025年にはデビュー28周年を迎える。長年にわたり高い人気を維持してきた彼らだが、その道のりは決して平坦ではなかった。特に、2017年6月には剛が左耳の突発性難聴で入院。翌月に退院したものの、その後の音楽活動は剛の体調を考慮しながら進められてきた。

さらに、2024年には剛がSTARTO ENTERTAINMENTから独立し、光一は同事務所に残留しながらも、デュオとしての活動は継続することを発表。別々の事務所に所属しながらもDOMOTOとして活動を続けるためには、様々な調整が必要だったと推察される。しかし、彼らは『FNS歌謡祭』への出演を実現させ、12月13日、14日にはさいたまスーパーアリーナで初のファンミーティングを開催することも決定しており、精力的にファンの前に姿を見せる機会を創出している。

ファンを驚かせたDOMOTOのステージ衣装ファンを驚かせたDOMOTOのステージ衣装

デビュー30周年へ、前例なき「偉業」への挑戦

大きな変化に見舞われながらも活動を続けるDOMOTOの姿は、デビュー30周年を目前に控え、芸能界全体からも注目されている。旧ジャニーズ事務所出身のグループを見ても、現役で活動しながらデビュー30年を迎えたグループはこれまで存在しないからだ。

例えば、SMAPは2016年にデビュー25周年で解散。嵐は2025年にデビュー26周年を迎えるが、2026年春での活動終了が既に発表されている。TOKIOも2018年の山口達也の不祥事により音楽活動が休止状態となり、最終的に2025年6月にはデビュー31年目でグループの解散が決定している。もちろん、各グループにはそれぞれの事情があるものの、DOMOTOが現役でデビュー30年という「偉業」を成し遂げることへの期待は、計り知れないほど大きい。

結論

DOMOTOの堂本光一と堂本剛が、数々の困難を乗り越えながらも、ファンのために新たな挑戦を続けている。改名や事務所独立といった大きな変化を経て、彼らが今後どのような歴史を紡いでいくのか、そしてデビュー30周年という前人未踏の領域に到達するのか、多くの人々がその動向に注目している。28年にわたってDOMOTOとファンが共に築き上げてきた歴史は、これからもさらに進化し、日本のエンターテイメント業界に新たな光を灯し続けるだろう。