睡眠不足が認知症と死亡リスクを高める! 《“自称ショートスリーパー”は慢性的な睡眠不足なだけ》長生きしたいなら「7時間寝る」がいい理由


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■睡眠不足が続くと認知症のリスクが高まる

 認知症は、多くの人が「できる限り避けたい」と考える病気のひとつではないでしょうか。近年の研究で、睡眠不足が続くと認知症の発症リスクが高まることが明らかになっています。

 睡眠は脳の健康に不可欠であり、十分な睡眠を確保することが、認知症の予防にもつながります。睡眠不足が続くと、脳内でアミロイドβタンパクが蓄積しやすくなり、これがアルツハイマー型認知症の発症リスクを高める可能性があることが、近年の研究で示されています。

 また、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジとフランス国立健康医学研究所が共同で行った25年間の追跡研究では、50〜70代を対象に睡眠時間と認知症発症リスクを分析しました。

 さらに、2025年にインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究グループが、遺伝子を手がかりに睡眠と脳機能の関係を調べたところ、7時間未満の短時間睡眠そのものが、認知機能低下を引き起こす原因の一つである可能性が高いことが判明しました。



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