【ベルリン時事】ドイツのメルツ首相は23日、ベルリンでの講演で、米国によるイランの核施設攻撃について「個人的には批判する理由がない」と明確な支持を表明した。
その上で、「リスクがないわけではないが、(核開発に関する情勢を)そのままにしておくことも選択肢にはなかった」と述べた。
英仏独はイランとの外交機会を保持することで共同歩調を取っているが、イランの反発を呼びそうだ。メルツ氏はこれまでに、イランを攻撃したイスラエルに関して、「われわれのために汚れ仕事をしている」と全面的な支持を打ち出すなど、親イスラエル姿勢を鮮明にしている。