南米ペルー最高峰のワスカランで登山中の日本人女性2人が遭難し、1人が死亡しました。もう1人は救助され、手当を受けています。
23日、ペルー中部のワスカランで稲田千秋さん(40)と、寺田紗規さん(35)が遭難しました。
ペルーの日本大使館などによりますと、現地当局が救助に向かったところ、稲田さんは意識不明の重体で見つかり、寺田さんは意識がありました。
ただ救助現場は、山頂の6600メートル付近で、大きなクレバスがあり移動が難しい場所だった上、天候も悪化傾向でレスキュー隊が2人を同時に搬送することができませんでした。
その後、稲田さんは現場で死亡と判断されました。寺田さんは救助され、現在、ペルー国内で手当を受けているということです。
テレビ朝日報道局