ラサール石井氏 社民党から出馬 政党要件維持へ強力援軍


【写真あり】こち亀の舞台で、両津勘吉役を演じるラサール石井

 SNSでの政治的発言が注目を集めてきたラサール石井氏が、ついに社民党からの出馬を決めた。30日に都内で出馬会見を開く。

 党首の福島瑞穂参院議員はクイズ番組などで共演経験があり、面識があった。関係者によると今春、福島氏から声をかけ面会。「福島さんがもともとラサールさんのファンでもあったので、最初はテレビ番組の話で盛り上がっていた」という。福島氏の「出馬は考えていませんか」というラブコールに、ラサール氏は即答はしなかった。出馬の意思を固めたのは5月中旬ごろだという。関係者によると「法案の話が出ても、ラサールさんはすぐに対応していたそうで、“勉強しているな”と党のスタッフも驚いていた」という。

 ラサール氏は大手紙のインタビューで「第2次安倍政権以降、政治を私物化するような状況が目立つようになった。これはやばいなと思った」と話している。議席獲得となれば、自民政権へ舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込んでいきそうだ。

 社民は公選法上の政党要件を満たすためには、参院選では3人以上の当選か、全国で得票率2%の達成が必要。党にとっても知名度があるラサール氏は強力な戦力になりそうだ。



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