兵庫・三木市長選 現職の仲田氏が3選果たす N党の立花氏を破る


【写真】「斎藤知事応援」訴えた立花氏 市民の反応は?

 仲田氏は3月の市議会本会議で立候補することを表明した。一時は無投票も予想されたが、告示日直前に立花氏が立候補を表明し、選挙戦となった。

 仲田氏は中山間地も含めた市内全域を回り、市債残高の減少や公共施設の再配置など持続可能な行政運営に注力してきたと強調。県立総合射撃場の整備などの大型事業を挙げ、「県市で協調路線を進め、『チーム三木』で実現してきた」と訴えた。

 仲田氏は自民と公明の両政党のほか、連合兵庫からの推薦を得た。市役所前での第一声には、県選出の自民国会議員や県議、市議、近隣自治体の首長らも応援に駆け付けた。

 選挙事務所で当選確実の報を受けた仲田氏は「市民の民意と良識が問われる選挙ではないかと訴えてきた」と選挙戦を振り返り、「いろいろな方々と一緒にまちづくりを進めたい」と語った。

 立花氏は、昨秋の知事選中、仲田氏を含めた県内22市長が、候補者で前尼崎市長の稲村和美氏の支持を表明したことに触れ、斎藤知事を応援する立場から「斎藤知事に対して○か×かを問う」と主張した。選挙戦では、三木市内外の街頭で演説したが、支持が広がらなかった。(大久保直樹、小池淳)

朝日新聞社



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