小泉今日子、還暦を前に独身の人生観語る 「寂しくないよ」と家族・仕事への感謝

女優の小泉今日子さん(59)がTBSラジオ「Light up!60」に出演し、来年2月に迎える還暦を前に、自身の「独身」としての生き方や家族との関わり方について語りました。リスナーから寄せられた「還暦を想像すると寂しい」という声に対し、彼女が示唆した人生観に注目が集まっています。

還暦を前に語る「独身でも寂しくない」人生観と家族の絆

TBSラジオ「Light up!60」に出演した小泉今日子さん(59)は、来年2月に迎える還暦について語りました。30代独身リスナーからの「寂しい」という声に対し、小泉さんは「独身のまま60歳を迎えるわけですが…そんなに寂しくないよ」と断言。その理由として、「仕事があるからかもしれないし、友達も居るし、仲間たち…親戚も含めて色々な人が居るから全然、楽しい」と、仕事や人間関係の充実を挙げました。さらに「ネコちゃんもいるし、ネコちゃんさえいればって感じ」と笑顔で語り、精神的な豊かさを示唆しました。

小泉今日子さんが還暦を前にラジオ番組で語った人生観、独身としての充実した日々小泉今日子さんが還暦を前にラジオ番組で語った人生観、独身としての充実した日々

家族との関わりでは、自身の母親が姉たちの子供たち(孫4人、ひ孫多数)によって幸せだったと振り返りつつ、「私はそこは貢献できてない」と正直な気持ちを吐露しました。しかし同時に、「孫とか姪とか…一族の中では変わった仕事をしている、物分かりのいい面白いおばさん」として独自の役割を築いていることを明かしました。「お母さんたちには話せないことも私には話せる」という信頼を得ており、姪や甥が「呼び捨て」で呼ぶほど親しい関係だと嬉しそうに語り、多様な家族の形を提示しました。

小泉今日子さんの言葉は、人生における「役割」の多様性と、社会的な固定観念にとらわれない自分らしい幸せな生き方を示唆しました。彼女のメッセージは、多くの人々、特に還暦を迎える世代にとって、温かいエールとなるでしょう。

参考文献