6月30日午後8時50分ごろ、上海発成田行きの格安航空会社(LCC)スプリング・ジャパン4便ボーイング737が関西空港に緊急着陸した。国土交通省大阪航空局によると、乗客と乗員計191人にけが人や体調不良を訴える人はいないという。
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国交省などによると、機内の気圧を一定に保つ「与圧システム」の不具合を示す警報が鳴った。客室内で減圧が発生したとみられ、パイロットが管制官に緊急事態を宣言。目的地を関西空港に変更し着陸した。乗客は酸素マスクを装着した。
スプリング・ジャパンは日航の傘下。4便は日航との共同運航だった。詳しい原因を調べている。