テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は２９日、学歴詐称疑惑が指摘されている伊東市の田久保真紀市長が２８日に進退について３１日に会見を開き話をすると述べたことを報じた。
田久保氏は、東洋大学を除籍にもかかわらず伊東市の広報誌に「卒業」と誤った経歴を記載させたことなどで、市議会の百条委員会から追及されている。
田久保氏は今月２日に除籍を認めるも「詐称の意識はない」と述べ、７日に今月中に市長を辞職し出直し選挙に出馬する意向を表明していたが、２８日の会見では辞職の時期について明言を避けた。また警察が２８日までに公職選挙法違反の疑いで提出されていた告発状を受理したこともわかった。
一連の問題にコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、「学歴」について「大学の卒業にこだわったっていうところで言えば日本の場合、入学にはこだわるけど、卒業にはこだわらないってところあるじゃないですか？」とし「日本の場合、入学が大変であって卒業がそんな大変じゃないことで言えば、そこだからどうのって話にはならなかった」と指摘した。
これに司会を務める羽鳥慎一アナウンサーが「学歴はどうでもいいんですよね。ウソついてしまったっていうところですから」と応じると玉川氏も「どうでもいいんです。何をやってくれるかが大事なんで」と示していた。
報知新聞社
