山尾志桜里氏が無所属で出馬 国民民主公認見送りも「信念揺るがなかった」異例の出直し会見


 山尾氏を巡っては国民民主党が5月に擁立を発表。6月10日の記者会見で、過去に不倫疑惑が報じられた際の自身の対応を念頭に「極めて未熟だった」などと釈明したが、交流サイト(SNS)を中心に出馬を疑問視する声がやまず、同11日に公認が見送られた。

 異例の“出直し会見”となったが、再チャレンジ決断の理由に「無所属でも貢献できる。公認取り消しを受けても信念が揺らがなかった」と説明。「女性天皇の容認」「憲法9条2項の改正」などを政策に挙げ、「今回は政党にしばられない。自由度高く訴えることができる」と吹っ切れたような笑顔を見せた。

 前回会見で過去の不倫疑惑を説明しきれなかったが、山尾氏は「私生活については(今後も)お答えすることはありません」と回答。「(6月)10日の会見で回答を重ねさせていただきました。関係者のプライバシーを突っつきかねない発言はしない私のスタンスも含め、有権者の皆さんにご判断いただければ」と述べた。

 古巣について「怒りはない。国民民主党の機能不全を選挙の論点にするつもりはない」としながらも「聞かれれば、必要な範囲でお答えすることはあるかもしれない」と含みを持たせた。

報知新聞社



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