「日本は非常に甘やかされてきた」トランプ氏、対日30―35%関税を示唆 猶予期間の延長を否定 コメや自動車で強い不満


トランプ氏の発言は以下の通り。

記者「関税猶予の延長は考えているのか?」
トランプ米大統領
「いや、考えていない。猶予のことは考えていない。多くの国に書簡を送るつもりだ。皆もやっとこのプロセスを理解し始めたようだ。
我々は日本と交渉してきたが、合意に至るかどうかは分からない。正直、無理だと思う。日本は非常に手強い。
理解してほしいのは、彼らが非常に甘やかされてきたということだ。
私は日本が好きだ。新しい首相のことも本当に気に入っている。安倍(元首相)は私の最も親しい友人の1人だった。新しい首相(石破首相)は素晴らしい人物で、とても強いリーダーだ。しかし彼らも他国同様、30年、40年と米国から搾取してきたことで甘やかされており、今さら公平な合意を結ぶのは極めて難しい。
日本の例で言えば、彼らはコメを受け入れない。彼らはコメを切実に必要としているのだ。それなのに受け入れない。他の製品も同様だ。必要としているのに受け入れない。これは簡単なことだったと思う。
自動車についても同じことだ。彼らは何百万台と米国に車を送っているのに、我々はこの10年間で1台も送っていない。彼らは受け入れないのだ。だが彼らは売りまくる。だから我々は言った、そんなことは許されないと。
我々は良好な関係にあり、信頼もあり、ある意味で素晴らしいパートナーシップを築いているが、貿易においては非常に不公平だった。そして、そうした時代はもう終わった。
だから私は日本に書簡を送り、『ご協力に感謝するが、我々が求めるようなことができないのならば、30%、35%、もしくは我々が決定する関税を課すことになる』と伝えるつもりだ。我々は日本との間に非常に大きな貿易赤字を抱えており、それは米国民にとって不公平なのだ」



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