TBSが2日、都内の同局で、定例社長会見を開催。コンプライアンス違反を理由に無期限活動休止中のTOKIO・国分太一が、レギュラーを務める同局系「世界くらべてみたら」を降板したことについて龍宝正峰社長が言及した。
【写真】騒然とする緊急会見の場 日テレ福田社長「お答えできません」連発
龍宝社長は、同番組のスタッフに、過去に国分からのコンプラ違反らしき言動があったか聞き取り調査をしたと明かし、「そのような事案を確認されておりません」ときっぱり。続けて「これまで出演された番組についてもそういったトラブルについては確認されておりません」と回答した。
国分の一件を把握した経緯について合田隆信専務は、日本テレビの福田博之社長が20日に開いた会見の前日にSTARTO ENTERTAINMENT社と株式会社TOKIOの担当者が対面で説明に訪れたとし「国分氏にコンプラ違反があったと。本人がそれを認め、無期限で活動休止しますということを明日発表されますという説明があった」と説明。「今でも詳細の情報を何があったか知らされてない」としつつ「世界くらべてみたら」については「コンプライアンス違反ということで総合的に判断して」降板を決めたとした。
両事務所担当者からの説明時には、松岡昌宏、城島茂は「いらっしゃらなかった」としながら、「(国分)本人含め、謝罪のお言葉はいただいた」とした。
国分は20日に無期限活動休止を発表。日本テレビは同日、「ザ!鉄腕!DASH!!」の降板を発表するなど、他局も続々と対応。CMについても「ジャパネットたかた」が放送を差し止めたほか、公式サイトからの削除などの対応を行い、一連の騒動が起因してグループは25日に解散した。