れいわ大石氏、フジ「日曜報道」の番組作りに不満「外国人の悪口を…」

参院選を控え、フジテレビの報道番組『日曜報道 THE PRIME』に各党党首が生出演し、議論を交わしました。その中で、れいわ新選組の共同代表である大石晃子氏が、番組の進行方法に対して不満を表明する一幕がありました。

参加党首と議論のテーマ

6日の放送には、自民党・石破茂首相(党総裁)、公明党・斉藤鉄夫代表、立憲民主党・野田佳彦代表、日本維新の会・吉村洋文代表、共産党・田村委員長、国民民主党・玉木雄一郎代表、れいわ新選組・大石晃子共同代表、参政党・神谷宗幣代表ら8党党首が出演。『外国人の不動産購入問題』などが主要なテーマとして議論されました。

フジテレビ『日曜報道 THE PRIME』に出演し発言する、れいわ新選組の共同代表・大石晃子氏フジテレビ『日曜報道 THE PRIME』に出演し発言する、れいわ新選組の共同代表・大石晃子氏

大石共同代表の番組への指摘

最初のテーマである『外国人の不動産購入問題』について、最後に意見を求められた大石氏は、発言に先立ち番組の進行に対して苦言を呈しました。「まず最初に言わせてもらっていいですか」と切り出し、外国人の不動産規制に賛成の挙手で自分が最初に手を挙げたにも関わらず、発言順が最後になったことに言及しました。

さらに、彼女は参政党の神谷氏(外国人に言及しそうだった人物)に最初に発言が振られ、次に手が挙がっていなかった共産党の田村氏に振られた経緯を挙げ、「結局、こういう番組づくりの中で、しっかり外国人の悪口を言うてもらおうみたいな番組作りをしているんじゃないかなと感じました」と、番組の意図に対する自身の見解を述べ、不満を露わにしました。

番組側の応答

これに対し、番組進行役を務めるフジテレビ政治部長兼解説委員の松山俊行氏は、大石氏の発言を受け、「そういう意図はないです」と即座に反論しました。

参院選前の重要な党首討論において、『外国人の不動産購入問題』を巡る議論の冒頭で、れいわ新選組の大石共同代表から番組の進行方法とその意図に対する疑問が呈され、波紋を呼びました。番組側は意図を否定しており、短いながらも緊迫したやり取りとなりました。

参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/024d4f75798b5b1cf16b6fdde54c7718bcded54c