モデルでタレントのpecoさんが、7月8日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)に出演。視聴者から寄せられた「ご近所のパパから『タイプです』と言われた」という悩みに、自身の経験と見解に基づいた率直なアドバイスを送り、反響を呼んでいます。この発言は、番組公式TikTokの切り抜き動画を中心に拡散され、多くの視聴者の間で議論を巻き起こしています。
モデル・タレントのpecoさん
視聴者から寄せられたご近所トラブルの悩み
番組内で紹介されたのは、39歳の既婚女性からの切実な悩みでした。彼女には夫と子どもがおり、平穏な日常を送っていましたが、ある時ご近所の人たちとの飲み会に参加した際、年下の既婚男性であるご近所のパパから突然「タイプです」と告白されたというのです。
この出来事以来、相談者はそのパパに好意はないものの、彼の言葉が頭から離れず、意識してしまうようになったと語っています。さらに、そのパパは奥さんの前でもおかまいなしに相談者の名前を呼んで嬉しそうに手を振るなど、デリカシーのない行動を取り続けているため、どのように接すれば良いのか困惑している状況でした。相談者は、このパパの発言の真意と、今後の適切な対応について助けを求めていました。
pecoさんの「アホに心揺らがないで」という明確な回答
予期せぬご近所パパからの発言というデリケートな悩みに、pecoさんは冒頭から一切濁すことなく、自身の意見を述べました。彼女は問題のご近所パパを「アホ」と表現し、「家族がそれぞれあって、ご近所でっていう、その状況でこんなややこしいタネを撒くようなアホに、心絶対に揺らがないでって思います」と、相談者に対してその言葉に惑わされないよう強く諭しました。
無責任な人物への警鐘
pecoさんはさらに、安易に好意を示すような発言をする人物の危険性について具体的に言及しました。彼女は「もしも、この方(相談者)が意識しちゃって、何かが始まってしまって何かバレた時に、こんなアホは『いや、向こうも喜んでたもん!』とか、絶対言ってくるだろうなと思うんですよ」と述べ、無責任な発言をする人間は、後々問題が発生した場合に責任を逃れようとしたり、相手に責任を転嫁したりする可能性が高いと警告しました。これは、不用意な関係に踏み込むことのリスクを明確に示唆しています。
「タイプです」と「かわいらしいですね」の明確な線引き
司会の上田晋也さんが、男性からの声掛けについて、どの程度まで許容できるかというニュアンスの違いをpecoさんに尋ねました。例えば、「pecoさん、タイプです」という直接的な言葉と、「pecoさん、いつもかわいらしいですよね」という軽い褒め言葉の違いについてです。
この問いに対し、pecoさんは「そのノリ…テンションなら、『ありがとうございます』で終われますけど」と述べ、「かわいらしい」程度の言葉であれば、社交辞令として受け流せると回答しました。一方で、「でも、タイプの3文字だと、『あんまそういうこと言わない方がいいですよ…』って」と、明確に迷惑しているという姿勢を示すべきだと語り、個人的な好意を示す直接的な言葉は、たとえ軽い気持ちであっても相手を困惑させ得ることを指摘しました。
番組の切り抜き動画に集まる大きな反響
pecoさんの、ご近所パパの不用意な発言に対する痛快かつ現実的な回答は、番組公式TikTokに投稿された切り抜き動画を通じて瞬く間に拡散されました。動画は20万回以上の再生回数を記録し、コメント欄には数百件もの様々な意見が寄せられています。
視聴者からは「わかるー。男女問わずいますね、こういう人」「『あんまそういうこと言わない方がいいですよ』ほんまその通りやわ」「ペコちゃん素晴らしい回答、見習いたい」「他所のパートナーを安易に褒めるのは、お世辞でも控えるべきだと思った」「自分も同じような経験がある」など、pecoさんの意見に対する共感や賛同、自身の経験談や人間関係におけるマナーについての考察など、多岐にわたるコメントが寄せられています。
まとめ:デリケートな人間関係における毅然とした姿勢
今回の放送で、pecoさんはご近所という密接なコミュニティにおけるデリケートな人間関係のトラブルに対し、非常に現実的かつ毅然とした対応策を示しました。不用意な言動を繰り返す相手には、安易に流されることなく明確な態度で臨むことの重要性を訴えた彼女のメッセージは、同様の悩みを抱える多くの既婚女性にとって大きなヒントとなるでしょう。また、他者とのコミュニケーションにおいて、言葉の選び方や相手への配慮がいかに大切かということを改めて考えさせられる機会となりました。
[Source link] (https://news.yahoo.co.jp/articles/9f991d278778d66333e17ad4efaf77965d1cec80)