日本テレビ系で7月13日に放送された「ナインティナインの人生予習スゴロク」に、ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が出演しました。この番組は、出演者が自身の今後の人生をシミュレーションするという内容で、今回は岡村隆史が「99歳で人生を終える」と仮定し、カメラの前で自身の遺言を語る企画が行われました。
岡村隆史がカメラの前で語った「遺言」の内容
番組内で、仮想の99歳を迎えた岡村隆史は、人生の締めくくりとして遺言を述べました。岡村はまず、「全ての遺産は妻に相続する」と、自身の財産について言及しました。続けて、これまでの人生を振り返り、「思い起こせば、いろんな方に支えられ、楽しい人生でした」と、周囲への感謝の気持ちを語りました。
特に印象的だったのは、相方である矢部浩之への具体的な依頼でした。岡村は、「しいては相方の矢部浩之氏に沖縄に私の散骨をお願いしたい」と語りかけました。これは、長年にわたり苦楽を共にした相方への深い信頼と絆を示す一幕と言えるでしょう。最後に、改めて「楽しい人生だった。さようなら。岡村隆史。ありがとう。みんな、さようなら」と述べ、深く頭を下げました。
ナインティナイン岡村隆史、「人生予習スゴロク」で遺言を語る場面
相方・矢部浩之のユーモラスな反応
岡村の真剣な、しかしどこか番組企画らしい遺言を聞いた矢部浩之は、いつものようにユーモアを交えながら反応しました。矢部はまず、岡村の遺言を「気持ちいい遺言だったと思います」と評価しました。
しかし、すぐに「あなた、99歳で亡くなったら、俺98(歳)やからね」と、自身の年齢が岡村とほとんど変わらないことを指摘。さらに、「沖縄まで行けるかどうか分からへん。子どもに頼んだら?」と、98歳で沖縄まで散骨に行くことの現実的な困難さを挙げ、笑いを誘いました。長年の相方だからこそできる、愛情あふれる突っ込みとなりました。
まとめ
今回の「ナインティナインの人生予習スゴロク」では、岡村隆史が自身の仮想の遺言を語るという企画を通じて、彼の人生観や相方・矢部浩之との関係性が垣間見えました。遺産を妻に、そして散骨を相方にと語る岡村の言葉と、それに対する矢部の絶妙なユーモラスな反応は、多くの視聴者に笑いと感動を与えました。人生の終わりという重いテーマを、バラエティ番組ならではの視点で描き出した一幕でした。
参照:日本テレビ系「ナインティナインの人生予習スゴロク」(2024年7月13日放送)