女優カン・ソハさん、31歳で死去 がん闘病の末に

女優のカン・ソハさんが本日(14日)、がん闘病の末に31歳という若さで亡くなりました。突然の訃報は、韓国芸能界だけでなく、多くのファンに深い悲しみを与えています。

がん闘病の末に死去した韓国女優カン・ソハさんがん闘病の末に死去した韓国女優カン・ソハさん

葬儀の詳細

故人の遺体安置所は、カトリック大学校ソウル聖母病院葬儀場8号室に設けられています。出棺は16日午前7時40分に行われ、埋葬地は慶尚南道咸安です。

家族・同僚からの追悼メッセージ

故人のSNSには、生前の姿を収めた映像と共に、弟と親戚が書いたと思われる文章が投稿されました。彼らは「まだ信じられないお姉さん」「本人はあの大きな痛みに耐えながらも、周りの人たちの心配、私の心配」と、故人を気遣う優しさと突然の別れへの悲痛な思いを綴っています。

また、「何ヶ月もご飯も食べられなかったのに、必ず自分のカードで支払いをしろと言って、私の食事は絶対に抜かせないようにした、あまりにも早く逝ってしまった私の天使」と、故人の最期の姿と人柄に触れ、「鎮痛剤で耐えている最中にも、これくらいで良かったと感謝していると言うのに、私が本当に恥ずかしくなった」と、故人の謙虚さに言及しました。

彼らは「お姉さん、本当に本当にお疲れさま。あの世では痛みなく必ず幸せになって!」「次は私の弟になって。私が本当に上手くやるから」と語りかけ、「おばあちゃんたちと一緒にいて、お姉さんが願っていた海の見える家で平凡な人生を送りながら必ず幸せになって!」と故人の冥福を祈りました。そして、「本当に本当に本当に愛してる、カン・イェウォン! 私たちの家族になってくれて、私のお姉さんになってくれて本当にありがとう。もう会いたい。愛してる」と本名で呼びかけ、感謝と愛情を伝えました。

また、同期で女優のパク・ジュヒョンさんもこの投稿にコメントを残し、「故人のご冥福をお祈りします。イェウォン(カン・ソハさんの本名)、そこでは苦しまないで、美しい笑顔でずっといれますように」と、追悼の意を表しています。

これまでのキャリア

カン・ソハさんは韓国芸術総合学校の演劇院出身です。2012年に勇敢な奴らのミュージックビデオ「遠ざかる」に出演して芸能界デビューを果たしました。

その後、JTBC「ソナム女子高探偵団」で本格的な演技活動を開始。KBS 2TV「ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~」、MBC「オクニョ 運命の女(ひと)」、KBS 2TV「また、初恋」、KBS 2TV「波よ 波よ~愛を奏でるハーモニー~」、SBS「胸部外科」、SBS「誰も知らない」など、多数のドラマ作品に出演し、安定した演技力をもって着実にキャリアを積み重ねてきました。

まとめ

女優カン・ソハさんの早すぎる逝去は、多くの人々に衝撃と悲しみをもたらしています。彼女が残した作品と、周囲から慕われた優しい人柄を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

参考資料

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a603fba9e8ba597f1f412dc1a1b16147a6daee3