Snow Man新曲「SERIOUS」MV、マイケル・ジャクソンへの敬意が話題沸騰

Snow Manが7月23日にリリースを控える1年ぶりの新曲『SERIOUS』のミュージックビデオ(MV)が6月12日に公開され、その振り付けが伝説的ミュージシャン、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせると大きな話題を呼んでいます。リリース前から大きな注目を集めるこのMVは、公開直後からその完成度の高さと、随所に感じられるマイケルへのリスペクトでSNSを席巻しています。

「マイケル・ジャクソンへのオマージュ」確信の声

公開された『SERIOUS』のMVについて、音楽ライターは「マイケル・ジャクソンですね。シンガーとしてもダンサーとしても超一流ですから、多くのアーティストがオマージュしていますが、今回のMVは完全にマイケル・リスペクトの振り付け。完成度も高い」と評価しています。さらに、MV公開翌日の6月13日には『ZIP!』(日本テレビ)にSnow Manの阿部亮平が出演し、「マイケルのスリラーとかを彷彿とさせるようなカッコいい手(の動き)をみんなでこだわってやってましたね」と語り、本人たちもマイケル・ジャクソンへのオマージュを意識していることを明かしました。

SNSを席巻したファンの熱狂的な反応

MVの公開を受けて、X(旧Twitter)では多くのファンがマイケル・ジャクソンとの類似性を指摘する声が続出しました。「最高過ぎる!『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』期のオマージュは世の中に多数存在したけど、90年代『GHOST』のムード、ショートフィルムで観たかった」「初披露のときのダンス見て、『マイケル味が強いな』と思ってたら、MVがめちゃめちゃスリラーだった」「マイケルジャクソンのスリラーとBlack or Whiteをオマージュしてる?」など、その完成度と深いリスペクトに対する称賛が相次いでいます。

Snow Man「SERIOUS」MVより、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる精緻な振り付けを披露するメンバー。Snow Man「SERIOUS」MVより、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる精緻な振り付けを披露するメンバー。

監督も公認!「パクリ」ではない「リスペクト」の真髄

マイケル・ジャクソンのMVと酷似していると話題になっていますが、今回の『SERIOUS』のMV監督であるYUANN氏も自身のInstagramで「nod to MJ」とマイケル・ジャクソンに言及しています。これについて前出の記者は、「マイケルの『Black or White』MVでも使用されたモーフィング技術も使用していますし、完全に“分かっててやっている”という感じ」と指摘。「これが現役のアーティストだったり、バレないように真似をした場合は大問題になります。しかし今回のようにリスペクトを持って真似をする場合は、“パクリだ”と批判されるいわれはなく、れっきとしたオマージュ。音楽業界にはサンプリング文化もありますから、まさに愛を持って先人から学ぶ、という姿勢はあるべき姿」と、オマージュと盗作の明確な違いを説明しています。

驚異的な再生数を記録、楽曲の未来に高まる期待

話題となったSnow Manの『SERIOUS』MVは、YouTubeで2000万回再生を突破。7月15日時点で2957万再生を記録し、3000万回再生も目前に迫る驚異的な勢いを見せています。“本家越え”とはいかないまでも、この楽曲がマイケル・ジャクソンがそうであったように、多くの人々に長く愛され、楽しませる存在になることが期待されます。


参考文献: