仙台市議会の12月定例会が5日、開会し、令和元年度一般会計補正予算案など28議案が提出された。会期は20日までの16日間で、一般質問は13、16、17日に行われる。
補正予算案は7億3300万円の増額で、台風19号の災害復旧費7億1500万円などを盛り込んだ。地下の電気設備が浸水し、一時は全館停電となった宮城野区役所の復旧費として7億8千万円の債務負担行為を設定。11月に専決処分した32億1500万円の災害復旧費の計上も報告された。
また、市人事委員会の勧告に基づき、市職員の給与を平均0・09%、ボーナスを0・05月分引き上げる条例改正案も提出された。
市は道路照明灯の問題について、市の負担金3440万円を管理職が今年度中に一括して補填(ほてん)するなどの措置も報告した。