タレントの有吉弘行が20日、自身がパーソナリティを務めるJFN系ラジオ番組「SUNDAY NIGHT DREAMER」に出演し、隣のスタジオにいた男性アイドル関係者たちの振る舞いに対し、激しい怒りを露わにしました。有吉は彼らのマナーの悪さを厳しく指摘し、その発言が大きな話題となっています。
少数精鋭の有吉陣営と対照的な隣のスタジオ
有吉弘行は番組アシスタントの松崎克俊とロックス・千葉康介に対し、自身が所属する太田プロのマネージャー体制について言及しました。「われわれ3人太田プロで、マネジャーは1人。私についてるマネジャーで、2人には基本的についてないんだけども、一応私についているという感じ」と、自身のチームが少人数で運営されていることを説明しました。
一方で、隣のスタジオの状況はこれとは対照的でした。「なんかでも、隣のスタジオでは10人ぐらいマネジャーみたいなヤツがいて。やっぱり金生むところには、人が多いんだなって」と、その人数の多さに言及。さらに、「マジでスタジオの扉全開で、スタジオに入れないぐらいうじゃうじゃ人間がいるから、うるせえんだよ、ずっと。ごちゃごちゃごちゃごちゃ、ほんとによぉ」と、扉を閉めずに騒がしくしている状況に不満を爆発させました。千葉が「男性アイドルさんですかね…」と相づちを打つと、有吉の怒りはさらにヒートアップ。「普通はそこ、扉閉めてから放送すんだろ。ずーっと扉開けたまんま、ギャーギャーギャーギャーうるせえんだよ」と、マナー違反を強く非難しました。
「紅白司会を務めても…」マナー違反への再燃
千葉が「これ聞こえてないですかね…」と心配するも、有吉は止まりません。「知らないよ、ほんとによぉ。せめて扉閉めて入れるぐらいの人数来とけよって話で。なに扉開けてガチャガチャガチャガチャうるせえな。うるせえんだよ。俺らマネジャー1人だよ。金生むところには金の亡者がいっぱい集まって来る…」と、金銭的な側面とマナーの欠如を結びつけて愚痴をこぼしました。
一度は別のテーマに話が移ったものの、よほど腹に据えかねたのか、再びこの話題に逆戻り。「紅白の司会2回務めたところで、マネジャーがいっぱい来るわけでもなく、うちはスタジオのドアを締め切りでやってますよ。マナーがいいですよ。お願いしますよ、ほんとに。めちゃめちゃ嫌いになりますよ、本当に」と、自身の経験やチームの姿勢を引き合いに出し、相手への強い不快感を表明しました。
ラジオ収録中にマナー違反に苦言を呈するタレント有吉弘行
大人としてのマナーを問う有吉
松崎が「いろいろ事情があるのかと思いますが」とフォローを入れようとすると、有吉はそれを一蹴。「事情なんてねえんだよ。事情があったら何やってもいいのか?って話だろうが。事情があっても、周りに迷惑かけないように工夫するのが大人なんじゃないんですか?」と再着火し、プロとしての意識と周囲への配慮の重要性を強く訴えました。
有吉弘行の今回の発言は、単なる個人の不満に留まらず、芸能界という特殊な環境におけるプロフェッショナリズムと、他者への配慮がいかに重要であるかを浮き彫りにしました。多忙な現場であっても、互いに尊重し合う姿勢が求められることを改めて示唆する出来事となりました。
参照元:
- 東スポWEB