TBS井上貴博アナ 「“日本人ファースト”と聞いて即差別と過剰反応するのは個人的に違和感がある」


【写真あり】井上アナと人気女性タレントの仲良し2ショット

 参政党は、これまで固めてきた地方基盤とSNS戦略も並行して保守層を中心に支持を拡大。14議席を獲得して、参院で予算を伴わない法案の提出が可能になった。

 この日の放送では、なぜ参政党が躍進したのかを分析。

 AIを活用した独自の世論調査や選挙でのSNS分析・情勢調査を手掛けるJX通信社代表取締役の米重克洋氏がコメンテーターとして出演。もともと自民党支持だった人たちが流れ出たことに加え、「日本は物価高の中で円安が非常に進んでいて、インバウンドがたくさん入ってくる。日本人は生活が苦しくて、外国人はリッチな感じに見える。その中でマナーが悪いとか個人的な体験もあったりして、SNSでも“迷惑外国人”とかこういったテーマの投稿がすごくバズりやすい傾向にある。そういったことが社会的な雰囲気として、“なんとなく外国人が多すぎるんじゃないの”というのが充満して、そこに“日本人ファースト”というキャッチコピーが刺さって、結果的に保守層を取り込む材料になったのでは」と分析した。

 井上アナは「話を伺っていると、もちろん差別とか排外主義は断固反対ですし、ノー。でも、その一方で、“日本人ファースト”という言葉を聞いて即、これは差別だと過剰反応するのは、私は個人的に違和感があって」と私見。

 さらに「きれいごとに聞こえるかもしれないけれど、最終的にどんな相手であっても、対話はあきらめちゃダメな気がする。それを排除してはダメだし、だからこそ我々、テレビ報道も結果的にそこにくみしていることはないかということを自問自答すべきだし」とした上で、「外国人というくくりが大きくなりすぎることの怖さもある。そこをどう考えていくのかがこれからの課題だということはとても感じる」と述べた。



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