【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》


「今日もバーに警察が出入りしていたね。たまにお店の人が来て、店内を片付けているみたい。殺人があった現場でまた店をやるっていうのは難しいところもあるんでしょうね……。このまま閉めてしまうのかな。

 千歳町ってのは昔は、暴力団が幅を利かせていて、お客さんのガラが悪い土地柄ではあった。もともと暴力沙汰やトラブルが多い街だったんだけど、2人も殺されるってのはさすがにいたたまれないね……。うちも金属バットとか、何か身を守るものを置くべきか真剣に考えているよ」

 山下市郎容疑者(41)の供述によると、事件の発端は伊藤さんが“指名客”である容疑者との関係性を竹内さんにLINEで相談し、その内容をなんらかの方法で知った男が逆上したことだったようだ。浜松駅周辺でガールズバーを切り盛りする男性は「うちらも気をつけないといけない」と語った。

「事件があってから、女の子たちのところに『俺のことどう思ってる?』とか『〇〇ちゃんのお店はそういうトラブルない?』など、気を揉んで連絡してくるお客さんが殺到しました。

 これからはリスクを考えて、店の子がLINEを交換したら運営の方で管理するようにしないといけないかもなと考えています。あと冗談ではなく、身を守るために防犯カメラはもちろん、催涙スプレーなども買わないといけないなと思っています」

 いまだおさまることのない事件の余波──。NEWSポストセブンが再び事件現場を訪れると、犯行があったバーは現在も休業したままで、店の外には片付けられた備品などが高く積まれている。また時折、通行人がバーの前で手を合わせる姿も見られた。

 これまでの記事では、店外で刺された伊藤さんとみられる女性が心肺蘇生されている様子や、「血まみれの衣服が散らばっていた」といった犯行の痕跡を見た目撃者の話などを報じた。今回あらためて取材を重ねると、犯行時に居合わせた「目撃者」に話を聞くことができた。



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